研究室日記

2025年4月30日仕事日記

公開日
2025/05/01
更新日
2025/05/01

仕事日記

 5月7日(水)5限「子ども理解活動Ⅰ」の2回目講義準備。今回は僕が基本内容を作成して、他の先生方にも各教室で講義をしていただく。昨年の内容は、学生の実態に合わず難しすぎたという反省をもとに展開を熟考。ゼミ生からすぐに資料が届くなど、かなり先が見えてきたが、先生方にお伝えするにはまだまだ(泣)。頑張ろっ!


 9時ごろ家を出て、三重県いなべ市立藤原小学校・中学校(小中一貫教育校)へ向かう。北から南進するルートと南から北進する二つの行き方をナビが提示。北から向かうルートを選択して、小牧インターから関ケ原インターまで向かい、南進する。よく考えたら、養老スマートインターで降りた方が早いはず。ナビの古さを実感。帰路ルートはiPhoneを活用することに決める。学校付近で30分間ほど時間調整。


 11時ごろ学校に到着。校長先生と懇談。月刊誌PHP冒頭に連載されている「学校の快談」のことを話題にしていただく。校長の在り方を学ぶことができるというコメントは特に嬉しい。


 11時35分から、小学校3年生道徳授業参観。子どもたちは発問をよく聞いていて、驚くほど素早い反応。よく話し合う子どもたち。授業者の言葉の端々にこのような子どもになってほしいという思いが感じられる。確固たる指導観がある授業。


 ランチルームで給食をいただく。披露宴会場(校長談)と言ってもいいほどの豪華なルーム。生徒と歓談しながら楽しく昼食。


 13時15分から中学校3年生数学授業参観。式の展開の発展問題に取り組む授業。基本問題6問をさあっと解き、この解法をもとに発展問題をどう解いていくか考えることを重要視した授業。独自に作成し、常掲されている思考シートから、子どもたちの見方・考え方を育もうという授業者の思いがよくわかる授業。


 動画を必死に整理。講演開始時刻の15時までなんとか間に合う💦。15時から16時45分まで、「対話」をテーマに話してほしいという依頼を受けて講演「対話を深掘りする」と題して75分間ほど、様々な観点から「対話の重要性」を伝える。30分間は二人の教師に前に出ていただき、授業動画をもとにやり取りしながら、教師の思いを明確にしたり、子どもとのやり取りの背景を引き出したりして授業の深掘り。


 校長室で、数学教師と懇談。全体の場で伝えられなかった、さらに数学的な見方・考え方を育成するためのヒントと、学力差に応じる展開のヒントを伝える。よく学んでいる教師で、数学教師として話していて楽しい。


 養老スマートインタールートで帰宅。今日も届く様々な依頼に対応。限定公開中の映画「学校」をYouTubeで視聴。夜間中学が舞台。西田敏行、田中邦衛の好演が光る。「子ども理解活動Ⅰ」のプレゼン作成半ばで力尽きる(泣)。