研究室日記

2025年5月24日仕事日記

公開日
2025/05/25
更新日
2025/05/25

仕事日記

 早朝から本日午後開催の「算数・数学創りMath」での提案プレゼン作成づくり。8時30分には眼科に行かないといけないため、それまでに終えようと必死。ほぼ完成。


 8時30分から眼科。本日は予定通り眼圧検査。5~6時間は車の運転はできないことを承諾して検査室へ。幸い悪化しておらず一安心。今回から目薬が出る。


 12時34分地元駅乗車、犬山、名鉄岐阜駅へ。徒歩でじゅうろくプラザ4階へ。14時から17時まで「算数・数学授業づくり研究会創りMath」に参加。今回は皆さんから意見をいただきたことがあって発表を立候補。


 最初は「自由進度学習」の実践報告。報告者からも「自由進度学習」と言っているが、果たしてこの実践をそのように表現してよいのかと疑問が投げかけられて、一気に盛り上がる。僕は先日訪問した加賀市での授業や前加賀市教育長著の本から話題提供。これまで見た実践の多くが、進度が自由ではなく、学び方や調べ方を自由にしていることが多いこと、多様な子どもがこれだけ教室にいるのに、従来の一斉授業だけでは個々を生かすことができないことが出発点であることが踏まえておきたいと考えを述べる。


 続いて僕の発表。タイトルは「子どもが活躍する場面を広げる教科書を上手に活用した授業報告」。「1 算数・数学教科書活用に関わる諸説から考える 2 中央教育審議会検討事項から考える 3 算数・数学教科書活用例紹介」の3項目で発表。


 話し合いは、2の内容に強く関わっておられる方の参加もあって、そこを焦点にしてもらう。その中でも話題の中心は「中核的概念と方略」の解釈。今後、この「中核的概念と方略」の理解についての様々な意見が出てくると予想。先日飛び込み授業をさせていただいた算数問題を例にして、僕の理解についての意見を求める。自分が考えている方向はズレてはいないと思いながら、もちろん明確にできていない。この解釈によって授業時数減ができ、学校裁量の時間も生まれてくるはず。次期学習指導要領ではこれがどのように整理されてくるのだろうか。今後の中教審での話し合いに注目していきたい。率直な意見がたくさん出されて、今後考えていくべき課題をたくさんいただいた気分。今回も濃厚な学びの3時間。


 帰宅。外食。今日のデータ整理。明日は久しぶりに予定が入っていない日。今日は無理することはない。急ぎのメールへの返信だけをして、テレビを見てのんびり。最近「年間でどれほどの学校に行かれるのですか」という質問が続いたので、このHPに「訪問校&自治体」の新ページ新設。