記事

答え合わせの後が大事

公開日
2016/04/02
更新日
2016/04/02

どの子も「できる」10分間プリント

実施と確認で定着できる。

子どもは問題をする。→答え合わせをする。

その結果、正解になる。あるいは誤答になる。つまり、つまずく。

問題はつまずいた子どもである。

この子たちを放置していると、つまずきが定着する。

だから、つまずいたときは、正しい方法を教える。教師1人で多くの子どもを教えることが無理ならば、隣の子どもに相談させてもよい。

二日目に、同じタイプの問題をする。すると、昨日学び直した方法が身に付いていると、できるようになる。そして、「やったあ」という喜びとなる。

三日目は、もう自信がある。ぱっと見た瞬間に解けるようになる。

つまり、1週間に3回実施することによって、確実な変化が現れる。
これが自信となる。

教師の役割は、1回目、2回目、3回目と確認することである。特に、1回目の後の後始末がその後の成功につながる。

この確認の作業は、教師にとっては継続することなので、とても粘り強いことが求められる。でも、毎日の教育活動はやるこが一杯あるので、忘れてしまう。

だから、教師1人だけではこの粘り強さは継続できないので、子どもと約束してやるとよい。
例えば、確認の作業のマニュアル化をして、算数係に司会をさせるのである。そうすると、教師の労力はかなり削減できる。

見本はこちら
http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003/doc/57929/1437044.pdf