学校日記

プール納め:6年生は着衣水泳で締めくくりました!

公開日
2021/09/07
更新日
2021/09/07

お知らせ

 昨日で、今年度の水泳学習は全て終了となりました。名残惜しいですが、プールは来年の夏まで閉館となります。
 プール納めとなった昨日の5時間目、6年生は着衣水泳の学習に取り組みました。
 着衣水泳とは、陸上で来ている衣服を着たまま、泳ぐことです。水難事故対応策の一つとして、衣服のままで泳ぐ体験をしておくことは、いざというときに活かせるとても大切な学習です。河川や湖などでの落水あるいは船の遭難の際に用いる護身術を体験します。泳いで岸までたどり着くか、浮くことで救助隊が到着するまで命を守ることが目的です。
 今回の学習で6年生は、なぜ着衣水泳の学習をするのかを十分に理解した上で、まず衣服を着たまま泳ぐという体験をしました。水着とは違い、衣服が水を吸収してとても重くなります。それでも上手に向こうのプールサイドまで泳ぎ着くことができました。その後、浮く練習!まずはビート板を使いましたが、実際の事故現場に、ビート板があるなんてことは、まずありません。そこで活躍するのが、身の回りにあるペットボトルやビニール袋です。空のペットボトルや空気を入れたビニール袋が浮き輪代わりとなるのです。ペットボトルや膨らませたビニール袋をお腹の上の乗せ、ラッコのように浮かぶのがポイント。力を抜いて楽に浮かぶことで、体力を温存します。
 体験後の子ども達に聞くと、「ペットボトル、邪魔だった!」「自分で浮く方が楽だった!」「何もなくても浮かんでいられたよ!」とのこと。何とも頼もしい!先生方も、「6年生、浮かぶの上手だったわ。本当にラッコみたいだった!」と、感心していました。
 水難事故…遭わないことが一番ですが、いざという時には、今回の学習を思い出してもらいたいです。

 これまでの、水着等の準備や、連日の洗濯のご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。