水曜日に「アイヌ文様」についての事前学習を終えた６年生。金曜日の５・６時間目は、いよいよ木彫りのコースター作りにチャレンジしました。６年生のみんな、貝澤さん、高野さんといった偉大なる木彫りの講師の先生方に教えていただきながら、一彫一彫、丁寧に彫り進めていました。
　最初は円い木材に描かれた線を彫っていきました。６年生の集中して丁寧に取り組む姿に、講師の先生方は「６年生のみんな、丁寧で器用だ！」と感心されていました。線彫りの後は、鱗のように模様をつけます。これがなかなか難しくて、講師の先生方が付きっきりで教えてくださいました。
　完成したコースターは、廊下のテーブルに展示されています。このコースターの上にコップを置くのがもったいないと思ってしまうほど、とても美しい作品がズラリと並んでいます。自分の手で彫り、仕上げたコースターを使うと、いつもの飲み物が、いつも以上に美味しく感じられるかもしれませんね。アイヌ文様って素敵だなぁと改めて感じながら、子ども達の彫ったコースターを鑑賞させてもらっています。