学校日記

4校交流学習…3・5年生が、養護学校について学びました!

公開日
2022/09/16
更新日
2022/09/16

平小歳時記

 4校交流学習とは、平小・平中・平養・平高の4校で交流をし、自他の存在を尊重し、互いに支え合える豊かな心の育成を目指す活動です。コロナ禍以前は、実際の児童同士の交流活動が行えていたのですが、ここ数年はなかなか対面での交流が難しくなっています。そこで昨年度より、まずは本校の児童が養護学校についてや、養護学校に通うお子さんたちのことについて知るという時間を設けるために、平取養護学校の先生が来校し、出前授業を行ってくださっています。
 昨日が、平取養護学校の瀬田川先生による出前授業でした。2時間目に5年生、3時間目に3年生の教室でわかりやすいスライドを使って丁寧に説明してくださりました。3年生では、養護学校とはどんな場所なのか、養護学校に通う子ども達がどんな学習をしているのかを教わりました。5年生は、合理的配慮という言葉を教わり、誰もが生活しやすくするためには、どんな配慮ができるかグループで話し合う場面があり、子ども達から前向きで、様々な立場の人のことを考えた意見が出ていました。環境を変えれば、誰もが生活しやすくなるということに子どもたち自身が気づき、「根本的な問題だ!」「合理的に変えないとね!」といったつぶやきが聞こえてきました。
 今後は、今回の出前授業で学んだことを活かし、対面でなくてもできる交流の方法を考え、活動していきます。様々な人たちがいてこの社会ができていること、支え合うことの大切さ…などについて改めて考える…4校交流がそのきっかけとなるように、今後も取り組みを進めます。