研究室日記

12月9日EDUCOM・ベネッセ来学授業での学び(10期生)

公開日
2025/12/12
更新日
2025/12/12

学生の学び

 12月9日に株式会社EDUCOMから3名の方、株式会社ベネッセコーポレーションから4名の方に来ていただき、2コマの「教育課程論」で、私(玉置)と合同授業をしていただきました。そこに参加したゼミ生の学び記事です。ぜひお読みください。


 EDUCOMさんとベネッセさんのお話を通して、ICTが子どもたちの学びと先生の働き方の両方に大きな変化をもたらすことを改めて実感しました。EDUCOMさんのお話では、校務支援システムによってな事務作業が整理され、先生方が本来向き合うべき子どもとの時間を取り戻せるという点に強く魅力を感じました。また、スクールライフノートのように、子どもの小さな心の動きも丁寧に見取れる仕組みは、これから教壇に立つ私にとって非常に心強いツールだと感じました。ベネッセさんのお話からは、ミライシードをはじめとした学習コンテンツが、子ども自身の「やってみたい」「わかりたい」という気持ちを引き出す工夫にあふれていることを知り、ICTが学びの主体性を支えてくれる存在であることを理解しました。これからこうしたツールをうまく取り入れながら、子ども一人ひとりの成長を後押していきたいと感じました。今回のお話から未来の教室が見えました!お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。(河上)


 EDUCOMさんからは、3点について学ぶことができました。1点目は校務支援システムとは子どもに関わる以外の情報化の対象となる学校事務のこと。2点目はスクールライフノートで話のきっかけとなれて子どもの心の変化を把握でき、便利なものであるということ。そして私は教員として自分自身が小・中学生のとき声に出して相談できなかったからこそ自分と同じような子どもの助けになるためにも『心の天気』を特に使いたいと思っています。こうした機能は話のきっかけや意思表示にもなるそうです。また、朝だけでなく授業後でも使う時間を考えて子どもたちに安心感を与えたいです。

 ベネッセさんからはミライシードを特に知ることができました。ミライシードは3つの意味が含まれておりどれも子どもにとって楽しく勉強ができるような支援であると感じました。また、楽しそうであるからこそ子どもたちが自主的に取り組めると思います。中には目標を立てることが難しい子もいるかもしれませんが『〇〇がしたい』という言葉も低学年から出るそうなので子どもたちと一緒に目標を立てて子どもたちのためになる教育にしたいと思います。本日は貴重な機会を頂きありがとうございました。(齋木)


 来年から教員として働き始めるにあたり、授業以外の業務の多さに不安を感じていました。しかし今回の講義を通して、教員を支えるためのさまざまな仕組みやツールが整備されていることを知り、安心することができました。学校現場でもそれらを上手に活用し、子どもと向き合う時間をしっかり確保できるようにしたいと思います。また、子どもの習熟度に応じて出題内容を変えられるというお話がとても印象的でした。勉強に苦手意識のある子どもでも、スモールステップで自分に合った学習に取り組める可能性を感じ、教育の新しい形として大いに期待がふくらみました。学びの機会をくださった玉置先生、Educom 、ベネッセの方々ありがとうございました。(池田)


 EDUCOME、ベネッセの皆さんのお話を拝聴して、4月からの教師としての私の未来と子どもの未来を考えることができました。EDUCOMEさんの校務支援サービスのお話では、こんなに効率よく作業ができるのかと驚きました。効率化によって子どもとの時間を増やすことができると思いました。ベネッセさんのお話では、子どもたちに付けたい力や教育の未来などベネッセさんの思いがとてもよく伝わりました。ICTをうまく活用し、子どもたちのワクワクをつくれる授業を目指していきたいです。貴重なお話をありがとうございました!(森山)


 今日の講義では、EDUCOMさんとベネッセさんから、ICTを活用して子どもの学びをより豊かにする取り組みをうかがうことができ、大変貴重な時間となりました。 特に、校務DXによって先生の時間を生み出し、その分を子どもに還元できるというお話や、スクールライフノートのように“見える化”によって子どもの心の変化や成長を丁寧に受け止められる仕組みが印象に残りました。また、ドリルパークやオクリンクプラスなど、子どもが「学びたい」と思えるデザインやネーミングの工夫により、学びへのワクワク感が高まる点にも深く共感しました。ICTは単なる効率化のための道具ではなく、子どもが自分を好きになり、主体的に学ぶ姿を支える大切な環境であることを実感しました。本日は、教育の未来を明るく感じられるお話をありがとうございました。(石川)


 EDUCOMの方とベネッセの方のお話を聴いて、ICTが子どもの学びや学校現場を大きく支えていることを実感しました。出席簿や通知表などの業務の効率化だけでなく、日々の記録を通して一人ひとりの子どもの変化やSOSに気づきやすくなり、関わるきっかけにもなるため、子ども一人ひとりをより深く理解し、安心して自分を表現できるような環境をつくっていきたいと強く感じました。また、スクールライフノートやAIドリルなどを活用することで、子ども自身が振り返り、必要な学びを選択して自分で学習を進めていくことができ、個別最適な学びや自立的な学びにもつながると感じました。さらに、ICTを用いることで、子どもと教師、子ども同士がつながり、自分のよさや仲間のよさにも気づく機会が広がる点にも大きな可能性を感じました。今後は目的に応じてICTを効果的に活用し、学級経営や授業づくりに取り入れながら、子どもが安心できる学級づくりにつなげていきたいと思います。貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。(松野)