研究室日記

慶應義塾幼稚舎 鈴木二正先生の講演を聞いて(大澤)

公開日
2016/06/15
更新日
2016/06/15

学生の学び

私は、6月3日に行われた慶應義塾幼稚舎で教師をしている鈴木ニ正先生の講演会に参加しました。

私が講演を聞いて1番驚いたことは、私立学校の自由な学校体制です。例えば、6年間クラス替えがなく、同一の担任が持ち上がるシステムであることには、小学校から高等学校までずっと公立だった私には、目からうろこでした。特別活動も非常に充実しています。例えば、築地から横浜までの距離をみんなで歩いたり、校内大会を行ったりと、慶應義塾幼稚舎ならではの活動がたくさんありました。このような慶應義塾幼稚舎でしかできない経験は、きっと子どもたちにとって、一生の宝となり糧となると思います。とても羨ましく感じました。

また、慶應義塾幼稚舎では、1人1台タブレットを実現させています。子どもたちはすぐに基本的な操作を学び、吸収し、あっという間に使いこなすそうです。生活科では、「秋をさがそう」というテーマのもと、タブレットを使って学校内にある「秋」を写真に撮り、文章をそえて、クラスで共有したといった実践例もあげてくださいました。とても画期的だと思いました。

時代が変容するなかで、変わらないもの(伝統として受け継ぐもの)と変わるもの(ICT活用など)を、子どもたちがのびのびと育つために教師たちが見極め、努めていることを感じましたし、私もそういう教師でありたいと思いました。(大澤)

※ 写真は慶應義塾幼稚舎HPに掲載されているものです。

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