研究室日記

第4回教師力アップセミナー(野口芳宏先生)に参加して(杉下)

公開日
2016/11/08
更新日
2016/11/08

学生の学び

先日、教師力アップセミナーにて、野口先生の講演を聞かせていただきました。

野口先生の講演は去年のセミナーでも聞かせていただきましたが、その鋭い視点からのお話はとても興味深く、感銘を受けたのをよく覚えています。今回も素敵なお話をお聞きできるのだろうととても楽しみに聞かせていただきました。

私は前半の部の内容について書きたいと思います。

前半の部のメインテーマは、何のために学校に来るのかということでした。
その答えは、先生いわく学力形成(頭の教育)と人格形成(心の教育)のためだ、とのことでした。
また、野口先生は子どもの教育において、家庭、学校、社会の中で何が一番欠けているかという質問をされました。
私は家庭教育と予想しました。採用試験の時に家庭教育の質の低下について学んだこともあり、また、子どもに一番身近で大切なものだと思ったからです。
しかし、その考えは学校、つまり教師の責任を逃れようとしているようでもあります。
野口先生の答えはもちろん学校でした。
学校は、これからの社会を形成していく子どもたちを育てるという大切な義務があります。
そのような義務があるということは、教師としての喜びでもありますが、責任重大だとも感じました。
強い使命感をもって子どもに接していかなければと強く思いました。

野口先生のお話は、はっとさせられることや考えさせられるお話ばかりです。
今回も新しい考え方をたくさん知ることができ、学び多き一日でした。(杉下)

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