10月15日授業深掘りセミナーに参加して(白井)
- 公開日
- 2016/12/14
- 更新日
- 2016/12/14
学生の学び
私は、10月15日に授業深堀セミナーに参加させていただきました。今回は、国語の「熟語の構成」と数学の「中点連結定理」の授業を、生徒役として参加させていただきました。今回は、国語の授業について書きたいと思います。
国語では、私も同じ「熟語の構成」を教育実習で授業実習をしたことがあったため、自分の授業実習を振り返りながら、このように発問すると子どもたちが食いつくのだなというのことをたくさん学ばせていただきました。最初に、1字ずつ漢字のカードが並べられ、それを子どもたちと共に、熟語にしていくことで授業が始まりました。その中で、頭の中で考えながらゲーム感覚で楽しむことができ、とても楽しく、興味を持つことができました。授業の導入で、どれだけ子どもたちを惹きつけられるかが、とても大切なことだと感じました。私も、授業実習で、同じように熟語パズルをした時は、子どもたちが興味を持ち、活発的に授業の導入ができました。
しかし、授業実習では、そこからの展開で、教師側からの説明ばかりの授業をしてしまい、そこが反省の1つとしてありました。今回の授業では、そこから子どもたちの力で熟語の構成をグループ分けをして考えるように展開されていました。子どもたちからの「これとこれかな。」というつぶやきで分けられていき、子どもたち自らの活動で進んでいきました。また、そのつぶやきに先生が「そうなの。」「なるほどね。」などと反応をされていて、その反応に合わせて子どもたちの考えがどんどん深まっていきました。生徒役をしていて、答えを導こうと自然と隣の人と話し合ったり、考えたりしていました。自分たちのつぶやきに先生が反応してくれるので、それに応えようと考える意欲につながりました。
私は、知識を教師から教えるという授業を実習でしていましたが、今回のように、自然と話し合い出してしまうような子どもたちが主体の授業を目指したいと、今回の授業から感じました。
最後に、子どもたちのためにずっと学び続ける教師を目指したいと思いました。私の教育実習での授業は、まだまだ他にも反省点がたくさんありました。今回学んだことを生かして授業作りについて、より深く学んでいきたいと思います。今回もたくさん学ばせていただき、とても良い経験になりました。ありがとうございました。(白井)