研究室日記

4月24日第3回3期生ゼミ記録(丹羽)

公開日
2017/05/02
更新日
2017/05/02

学生の学び

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こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。

今回のゼミでは早川くん、菱川くん、松田さんの3人がそれぞれの読んだ本を紹介してくれました。

菱川くんは「わかりあえないことから〜コミュニケーション能力とは何か〜」という演劇界で有名な平田オリザさんの書いた本から興味を持った言葉や発見を紹介してくれました。私はそこから学んだことをここに記したいと思います。

特に私が印象に残ったのは、コミュニケーションに対する意欲の低下が原因とされる、「単語でしゃべる子どもたち」という言葉です。どういうことかというと、最近では一人っ子の子が増えて、お母さんは自分の子どもが言おうとしていることを文章で言わなくても分かってしまうため、「お母さん、ごはん」や、「先生、トイレ」といったように単語で会話が行われているということです。

この解決法としては、教師が普段から気をつけて子どもが文章で話せるように意識させることが大切です。
ただ、どうしても家庭の影響もあるため、保護者の方にも理解してもらうことも必要になってきます。
私自身、自宅に帰ると単語で話してる時がたくさんあることに気づきました。だからこそ、まずは自分から直していかなきゃなと反省しています。
そして、何事も分かり合えないことが普通である、というスタンスをもって色んな人と関わっていくことが大切なのだと教えてもらいました。

ゼミの後半では玉置先生から、実際にあった授業での教師と子どものやりとりの話を聞いて、子どもが話すキッカケを作ってあげる、教師が何でもかんでも余計なことは言ってはいけないのだと学びました。教育実習までまだありますが、学んだことを生かして実習ができるといいです。

今回のゼミも大変「主体的で対話的で深い学び」ができたと思います(笑)(丹羽)