教師力アップセミナー(川上康則先生)に参加して(牧野・中田昂)
- 公開日
- 2017/09/14
- 更新日
- 2017/09/14
学生の学び
私は久しぶりに参加することができた教師力アップセミナーでした。参加することができて良かった、本当にいい機会をいただいていると実感しました。
せっかく現場で働いているのだから、学生のころとは違う聴き方が少しでもできればと思い、すぐに自分が気をつけて取り組めそうだと思った内容に、☆印をつけながら聴いていました。☆印がついた箇所は6箇所です。
その中でも特に明日から気をつけていきたいと感じたのは、「机間巡視は学習ができる子を放置しない」ことです。私は1学期を終えて思った課題の1つに、早く終わった子対策、をあげていました。だから余計このことが身に沁みました。
どの子も大切、心ではそう思っていても、机間巡視にかける時間やその子を構う時間には、1人1人差ができてしまっています。特にできる子はできるから大丈夫、と自分の中で勝手に考えていたと思います。
2学期からは、机間巡視もまずは全体を見て、できている子を褒めて次の指示を出し、それが他の子にもいい影響となるようにしていきたいです。その後につまずいている子に寄り添う時間も取りたいと考えています。
大変だなあと思う子ばかりを気にかけるのではなく、広い視野をもてるように、心がけていこうと思います。ありがとうございました。(牧野)
ついに2学期の幕開けだ。
楽しい夏休みの思い出にずっと浸っていてはいけない。そう思いながらも、体はなかなか言うことを聞いてくれない。
セミナーで川上康則先生のお話を聞いた。テーマは「発達につまずきのある子どもの輝かせ方」だ。
4月から現場で働かせて頂いて、感じたことがある。それは、姿勢の良い子ほど、学力が高いと言うことだ。一概には言えないかもしれないが、そう感じていた。
今日の川上先生のお話の中で、「固有感覚」の低反応(低緊張)の話が挙げられていた。
固有感覚とは、筋肉の張り具合や関節の角度についての情報を脳に伝えること、だと言われていた。それが低いことで、授業中の姿勢が崩れてしまったり、脳が活発に動かなかったりしてしまうようだ。
今までは、ただ姿勢が悪い、やる気がないなどと思っていた児童の見方も、実は発達につまづいていたのではないかと考えることができるようになった。
体の幹から鍛えることで、案外学力は伸びるのかもしれないと思った。川上先生の著書にいくつか、体育関係があったのにも、頷くことができる。
明日からの指導に活かせそうだ。(中田昂)
※写真は2015年度、2016年度の研究室HPより