研究室日記

5月24日(木)津島市立東小学校 道徳飛び込み授業・研修会に参加して(山下)

公開日
2018/06/03
更新日
2018/06/03

学生の学び

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 こんにちは。3期生の山下です。今回は津島東小学校で行われた玉置先生の道徳授業と研修会に参加して学んだことを記事にさせていただきます。

 まず玉置先生の授業の前に津島東小学校の先生方の道徳の授業を見させていただきました。1クラスを見れる時間は短く、内容まではわかりませんでしたが印象に残っているのは板書と机の並び方です。板書は写真や挿絵などを効果的に利用してまとめられており、字もとても美しくて見ていて気持ちのいい板書でした。また、机の並び方はコの字型であったり全員が真ん中を向いて向き合ったりグループになっていたりと、発達段階に応じて工夫されているように感じました。先生に話すのではなくクラスのみんなに向けて話すということを意識してか自然と子ども同士の対話が生まれていたように感じました。

 次に玉置先生の授業で学んだことは子どもたちの発言をつなげるということです。今回は玉置先生の指示で先生と子どもたちの発言をなるべく正確に記録していました。そこで先生の言葉を見返してみると表情や行動を指摘して指名している場面が何度かありました。例えば、「君は一生懸命話そうとしていたね、みんなの前で同じように話してみて」や「うなずいたね、なにがわかった?」などです。

 私はこれまで対話と言えば話し合いや意見交流など言語によるものだとばかり考えていましたが、表情発言といってわかったらニッコリしたりわからない時には困った顔をするなど子どもたちの表情を読み取ってつなげていくということを学びました。また、キーワードを言いながら丸付けをする、ほめる種をまき早めにほめる、みんな意見をかいたときは列で当てる、自分に立ち帰らせるためにロールプレイをするなどたくさんの授業技術も学ぶことができました。

 実際に子どもたちに向けて行う道徳の授業を見るのは3回目くらいで見る機会も経験したことも少ないので今日学んだことを自分が教員になったら参考にして道徳の授業を行いたいと思いました。

 半日ではありましたがここには書ききれないほど学びの多い充実した時間になりました。津島市立東小学校の皆様、玉置先生、ありがとうございました。(山下)