研究室日記

10月31日三期生ゼミ記録(嶋藤)

公開日
2018/11/22
更新日
2018/11/22

学生の学び

 こんにちは。3期生の嶋藤菜月です。今回は、10月31日に小学2年生対象の「一まいの絵」の模擬授業をしたので、そこで自分がこだわったところ、指摘を受けたところについてまとめていきたいと思います。

 まず、自分がこだわったところについてです。こだわったところは大きく分けて2つあります。

 1つ目は、子どもには教科書を見せないということです。今回教科書には、まだ見なくても良い絵が載っていて、話を進めていく上で不都合になってしまうため、教科書を見せないという選択をしました。しかし小学2年生なので、頭の中だけで情景を把握させるのは難しいのではないかと思いました。そこで、途中で絵を貼るなど、視覚的にも分かるように工夫をしたところ、情景が分からないということは防げたのではないかなと思います。

2つ目は、○×法を使うことです。先日の野口芳宏先生の教師力アップセミナーで、道徳にも○×法を活用することができると学びました。○×法を活用することで、すぐに子どもをどちらかの立場に立たせることができるのでとても良い方法だと思います。今回は、「お父さんの描いた絵がありがとうと思うときだという人は○、思わないときだという人は×をノートに書きましょう」と言いました。野口先生のように、10秒ほどで「まだ書けていない人?」と問うことで、無駄に待つ時間がはぶけて良かったと思いました。また、ここで立場をはっきりさせておくことで、その後のゆさぶりにつなげることができたので良かったと思います。

次に、指摘を受けたところについてです。3つの指摘を受けました。

1つ目は、情景説明が多いのではないかということです。小学2年生ということもあり、これでもかというくらい情景説明をしながら進めていきました。子ども役の人たちにとって、少しくどいと思ったそうです。説明しなくても分かりそうなところはさらっと読むことが大切だと思いました。

2つ目は、×から○に変わった人の意見を聞くのが大切だいうことです。○×法を使い、ほとんどの人が×と始め答えていましたが、ゆさぶり後に○に変わりました。その時に子どもに理由を聞くというのが一番大切だと学びました。

3つ目は、私の話し方についてです。ゼミ生の1人から、くどい話し方をしていると指摘を受けました。私は大げさに話してしまうところがあるので、気をつけなければならないと思いました。

模擬授業を終えて、やはり実際に授業をしてみるととても勉強になると思いました。自分のこだわったところが実際に上手くいったのか振り返ったり、最終的に子どもにどんな姿になってほしいのか考えたり、自分のどこを直す必要があるか考えたりすること全てが、4月からの教師生活に生かされると思いました。もう一度、模擬授業をする機会があるので、次もこだわりを持ち、授業をしていきたいと思います。(嶋藤)

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