研究室日記

8月25日真打会での学び(生田・竹内)

公開日
2019/09/13
更新日
2019/09/13

学生の学び

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 こんにちは!4期生の竹内と5期生の生田です!今回は8月25日に行われた真打会で学んだことを書いて行こうと思います。


 こんにちは。4期生の竹内です。私は先日行われた真打会に参加しました。今回はそこから2つのことについて書きたいと思います。

 1つ目は道徳の授業づくりでの目標が出来たことです。芝田先生は、講評の時間に「嘘はいけないと分かっているけど、嘘をついてしまうという自分の弱さを見つめ直す機会を設ける」とおっしゃられていました。私はこれまでに、道徳の授業は資料の読み取りではないということを教わってきました。だからこそ私は、資料から嘘はいけないことを読み取る授業ではなく、自分に置き換え、いけないと分かっているけど、嘘をついてしまう自分の弱さについて見つめ直せる授業をしていきたいと改めて思いました。

 しかし、今の自分には、それを実現するための具体的な策を挙げることはできません。ですので、4月からの現場経験を増やしていく中で、めあてから児童に「こういったことを言ってほしいのかな」と思わせるような授業をするのではなく、めあての本質について考え直すような授業を目標に、ゆさぶり発問などを考え、試行錯誤していきたいと思いました。

 2つ目は子どもの発言を待つということです。和田先生は子どもの発言を待つことのできる教師は良い教師だという事をおっしゃられていました。実際に、子どもの発言を待てず説明してしまう教師が多いそうです。これは玉置先生が教えて下さった『物分かりの良い教師』とつながる部分があると思いました。それは子どもが発言できる機会を教師が潰してしまっているということです。子ども主体で授業進めていくために、子どもたちを信じて待つことを忘れずに授業を行っていきたいと思いました。

 先日、教員採用試験も終わり、子どもたちの前に立つまでにあと半年しかありません。私は残りの時間を大切にし、少しでも多くの知恵を付けてから教卓に立ちたいと思っています。そういった中で、このような会に参加できることは4月からを考える私にとっては貴重な学びとなる機会です。玉置先生を始めとする関係者の皆様、このような機会を設けていただきありがとうございました。(竹内)

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 こんにちは!5期生の生田朋也です。いよいよ教育実習が迫っていて正直緊張感と楽しみが高まってきています。

 今回は算数の授業と道徳の授業について学ばせてもらいました。

 今回は道徳の授業について書いていこうとおもいます。「きんのおの」を教材研究しました。今回は2回目ということもあって前回よりかは考えやすいと思いましたが、対象が小学校一年生ということもありいざ何を学ばせようかなと考えると、かなり難しいものでした。小学校一年生なのでやれることは限られているので学ばせることは1つ、多くて2つしかできないので絞る必要がありました。

 授業では、教具により子どもの遊び心、興味を引き出してよりリアルな状況にすることによって子どもが深く考えれるような内容になっていました。芝田先生は「道徳ははじめに自分の弱さをひけらかした方が盛り上がる」とおっしゃいました。たしかに弱い一面を出すことによって自己開示もできますし、お互い安心して話し合えるような環境がつくれます。しかし子どもにとってそのような行動は勇気がいりますし、下手したらバカにされてイジメに発展する恐れだって一年生だったらあり得ると思います。そのためにも常日頃子ども達が安心して言い合える学級作りが必要なんだと再認識しました。

 そして玉置先生から技術的なアドバイスとして話を途中で切ってしまうという方法です。思いもつかないことだったので最初は驚きましたが、たしかに道徳は作品を味わう科目でなく、話をよんでそこから人として考えなければいけないことを学ぶ科目なので、そこから話の展開を子どもに考えさせて「嘘をついた時の気持ち」を引き出すための方法としてとてもやってみたいと思いました。

 授業もそうなんですが毎回道徳の内容についても勉強させられます。きんのおのの主人公のように正直で誠実な教育実習生として教育実習に挑みたいと思います。
ありがとうございました。(生田)