11月6日4期生ゼミ井上君の模擬授業の記録(安藤)
- 公開日
- 2019/11/19
- 更新日
- 2019/11/19
学生の学び
こんにちは。4期生の安藤優里です。今回は11月6日の井上君の模擬授業の記録を書きたいと思います!
井上くんは玉置ゼミ唯一の体育専修ということもあって、保健の授業に挑戦していました。私自身、保健の授業をした経験が全くないので、とても興味がありました。
ざっくりとした流れとしては、今回の題材は薬物についてで、シンナーや覚せい剤が及ぼす人体への影響から、薬物依存について考させ、薬物の危険性を知る、という流れでした。
授業技術の点で言うと、まず、井上君は、野口先生の授業技術を多く取り入れていて、薬物のイメージが浮かぶか⚪×で書かせてたり、薬物について知らない児童に対して「今日学校来てよかったね〜!知らなことが分かるようになるね〜!」という声かけをしたりしていて、学んだことを実践してみようという姿勢が素敵でした。
また、MDMAとラムネの写真を比較させて、薬物がどこに潜んでいるか分からない、という実感を持たせるのがうまいなあと思いました。
私が個人的に面白いと思ったのは、最後の「酒やタバコは法律で禁止されていない(年齢制限のみ)のに対して、薬物は禁止されているのはなぜ?」という発問です。児童からは「薬物は自分の意思や判断力がなくなってしまうから」「でも酒も意識なくすっていうから同じじゃない?」など、意見が分かれ、酒やタバコ、薬物について、深く考えることができる発問だと思いました。授業はそこで区切りになってしまいましたが、この意見をどのように持っていくのか続きが気になる展開でした!
井上君は今までに学んできた授業技術をいくつも取り入れた、児童役とのやりとりをしていて、玉置先生が仰るように授業のベースができていることがとても感じられました!私も学びを最大限に生かす姿を見習っていきたいです!おつかれさまでした。(安藤)