洗い物と勉強と猫(伊藤)
- 公開日
- 2020/04/23
- 更新日
- 2020/04/23
四方山話
「人に甘く自分にはもっと甘く」がモットーです。こんにちは玉置ゼミ6期生の伊藤幹太です。
私は今バイトも大学もなくなり家で外出を自粛した生活を送っています。大学に入ってからほとんど家に帰っていなかったので、この機会に家で何かしら家族に貢献することにしました。
私事ではありますが、今取り組んでいることとそれをやってみた感想を2つここで紹介したいと思います。
まず1つ目は食器洗いです。最初は料理を毎日やろうとして、バイト先でいつも作っているピラフとスパゲッティーを作って食べさせたのですが、評判が悪かったのでその代わりとして食器を洗うことにしました。
バイトでも食器はあらっているし、家族4人分くらい楽だろうと思っていたのですが、想像以上に量があり、ご飯を食べたあとはゆっくりしたいのに、たべたらすぐ食器を洗わないといけないのは非常に面倒くさいことがわかりました。
私は今まで文句の一つも言わずにやってくれてた母にとても感謝して「ありがとう」といいました。そしたら、母はそう思ったなら、「風呂洗いと洗濯物もやっといて」と言われ感謝を言ったことを少し後悔しました。しかし、これから仕事をして結婚して子供ができるともっと親に感謝するときが来ると思うので、その都度「ありがとう」と言いたいです。
2つ目は中学2年生の弟に勉強を教えることです。弟は勉強が苦手で学校の500満点の定期テストでは1教科60点ではなく、全教科合わせて60点の天才です。ちなみに得意科目は英語で23点です。そのような弟に勉強を教えて成績を伸ばすことができれば、教師を目指す身として、素晴らしい経験になると思い、家族のため自分のために勉強を教えることにしました。
まず最初に学校からの課題が出ていたのでそれを一緒にやることにしました。弟に「とりあえず自分でやってみな」といったら当然のように答えを見て写そうとしました。私は「いやいや、なんでいきなり答え見た?」と聞きました。彼いわく一つもわかる問題がなかったから答えを見たとのことです。5教科全部そんな感じで、基本ができてないので、何もできない状況でした。そのため中1の教材と小学校6年生の教材を持ってきたところ、中1の内容が3割ぐらいできるかできないかのレベルでした。思ったよりも深刻な状況で絶望しました。
しかし、コロナウィルスの影響でたくさん時間もあるので弟のためにも自分のためにも、長い目をもって頑張りたいと思います。目標は、次のテストで平均点を取ることと二人で決めました。(伊藤)