研究室日記

小学校実習を終えて

公開日
2015/10/09
更新日
2015/10/09

学生の学び

4週間の小学校実習が終わり、大学では授業が始まった。実習では23時間も授業をさせていただき、担当の先生がそれに対して1つ1つ丁寧に指導してくださったので、多くの学びとこれからの課題が見つかった。

今後の私の課題は「話しすぎない」ことである。研究授業の際、緊張もあって教師が話してばかりの授業になってしまった。発問1つ取っても「35人が4人がけのイスに座るから式はどうなる?」とたずねるのではなく、「式は?」と聞いて35÷4を答えさせてから、「どうしてその式になるの?」とたずねれば児童がその理由を話すことができるということを学び、児童の発言で授業が進んでいくよう心がけるようになった。

もう一度研究授業をやり直したいくらい悔しい失敗だが、同じ失敗をしないよう、この経験を忘れないようにしたいと思う。


教師になりたいという思いが強くなり、素直で純粋な児童たちに囲まれて幸せな4週間になった。教師に向けての一歩を踏み出し、実習前よりも成長することができたと思う。中学校実習も充実した4週間になるよう頑張りたい。(松井)