研究室日記

10月9日 教師力アップセミナーでの学び(寺尾、伊藤、柴山)

公開日
2023/10/27
更新日
2023/10/27

学生の学び

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 こんにちは、8期生の寺尾です!!今回は野口芳宏先生のご講演を通して、教員になって活かしていきたいことをまとめていきます。

 まず、今回の中で1番のキーワードであるといえる「授業の本質は学力形成にある」ということを常に忘れずにしていきます。この本質を頭に置いておかないと、子どもたちにどういった力をつけたいのかということや授業構成などがブレてくると思います。授業づくりの土台には学力形成があり、そのうえで子どもが楽しいと思える授業をしていきたいと思います。

 2つ目は、話し方についてです。相手の目を見て話したり、適切な間を取ったり基礎的なことから気をつけていきたいです。また、野口先生のように、伝えたいことを自分なりの言葉で端的に表せるよう意識していきます。

 3つ目は、国語の説明文の音読についてです。「題名は本文よりもゆっくりと大きな声で読む」、「鉤の前後は間を取る」「本文は静かに読み始める」など、細かなところも意識し、子どもたちに音読の大切さを伝えていきたいと思いました。
野口先生の講演は、先生の一言でどっと笑いがおきていましたし、思わず聞き入ってしまいます。

 また、自分が教員になったら常に根本・本質・原点に立ち返りそれらを確認していきたいです。今回も多くの学びを得られたとても貴重な機会でした。野口先生、玉置先生ありがとうございました。(寺尾)


 こんにちは!8期生の伊藤です!今回は、教師力アップセミナーでの野口芳宏先生のご講演を通して学んだことをまとめます。

 私が1番印象に残っているのは、「授業の本質は学力形成にある」というお言葉です。子どもが授業を楽しいと思えても、子どもの学力が形成されなければ全く意味のないものになることが分かりました。野口先生は、子どもの学力形成のために、授業の中であらゆる工夫を取り入れていました。それは、教科書に出てきた言葉からどんどん広げるということです。例えば、教科書にある平仮名の字を黒板では漢字で書かれたり、教科書にある言葉の類義語や対義語を教えられたりしていました。このような字が読めてたくさんの語彙を知るチャンスを掴むことが大切なことなんだと学びました。

 私が理想としている授業は、子どもが楽しいと思える授業です。今回の学びを活かし、色んなことを学ぶことができることに楽しさを感じられる、そんな授業をしていけたらいいなと思いました。

 今回はありがとうございました。授業名人の方から貴重なお話が聞けてとても光栄でした。野口先生のご講演に参加させていただいたのは、今回で2回目でした。1回目も2回目も、野口先生の話術の高さに驚かされました。まだまだ現役の野口先生から、またお話が聞けることを楽しみにしています!(伊藤)


 こんにちは!8期生の柴山です。今回は、野口芳宏先生のセミナーに参加させていただきました。「授業の本質は学力形成」という言葉が最も印象に残っています。
 
 野口先生は、国語科でつける学力の一つに、「語彙力」があるとお話されていました。話を読む中で、多くの言葉が出てきます。話の中に「陸生」という言葉が出てきたら「水生」という言葉を問う。「地方」が出てきたら「地域」や「地区」との違いを問うなど、思わず辞書をひきたくなるような問いを模擬授業の中で紹介していました。一つの言葉から派生して多くの学びを提供していくことが大切であることを学びました。私自身、子どもと共に辞書を引き、学ぶ習慣をつけていこうと思いました。言葉に注目して学びを深めていけるような国語の授業を行っていけるよう頑張ります。

 野口先生の話術からも大きな学びがありました。野口先生は、自分の主張を「向上的変容」などのように短く表現してから、すぐに主張の内容を話していました。「国語なら〜」や「算数」なら〜」などのように比較するものを出し、イメージが湧きやすいように話を進めていたことも印象的です。そのおかげで、最後の簡潔にまとめられた一声を聞いたときにお話の内容がスッキリと頭の中に入ってきました。私も、「短く表現」「内容は比較対象を出す」「最後は簡潔明快」の3つを意識して、話し方を向上させていきたいと思います。

 昨年に引き続き、今回も生で野口先生のお話を聴けたため、多くの学びを得ることができました。野口先生、玉置先生、本当にありがとうございました。野口先生のように、話術を向上させ、いつまでも若く成長し続けられるようがんばります!また、生で野口先生から学ばせていただけることを楽しみにしています!(柴山)