1月22日名古屋市立藤が丘小学校の授業参観での学び(柴山)
- 公開日
- 2024/02/05
- 更新日
- 2024/02/05
学生の学び
こんにちは!8期生の柴山です。今回は、小学校4年生の算数、分数の授業を参観させていただきました。「自由進度学習」をテーマにした授業でした。
「一人で学習したい」「一緒に学習したい」「教えることができる」と自分の立場を選択させ、立場を共有した後に、子どもが動き回って自由に班編成をしていました。班や個人によって、解く問題を自由に選択して学習を進めていました。
学び合う雰囲気が学級全体に浸透していました。教えることができる子には、分割式のピザの模型を先生が配布し、考えを伝えやすいように工夫していました。「この解き方、あってるか分からないんだけど。」や「3分の3から2切れ食べて、3分の1だよ。」などのやわらかい言葉で、子ども同士の話し合いが進められていました。発表などの時よりも、相手がわかりやすいように砕けた言葉で話し合っていた姿が印象的です。
「ここは2人ともわかっていないです。」と自分から先生に助けをもとめ、他の分かる子を呼んでもらい、学びあう場面もありました。様々な子と、安心感のある雰囲気で話し合いができる学級であることを実感しました。先生の日ごろの授業や、子どもとの関わりがあるからこそ、学び合いが成立するのだと思います。
担任の授業者の先生が、岐阜聖徳学園大学出身の初任の先生であることを知り、刺激を受けました。私も、4月以降子ども同士が学びあっていけるようにするための授業づくりを進めていきます。自由進度を意識した学習では、一人ひとりの子どもが何を学習しているかの把握が難しくなるようにも感じました。私も、自由進度に適した授業や単元はどこなのかを考え、できる部分から授業に取り入れていきたいと思います。
「毎朝玉置先生のホームページを見ることを楽しみにしています!周りにも、ファンが何人かいるんです!」と先生方に声をかけていただきました。もうすぐ、アクセス数も100万を超えるゼミのホームページ。残りわずかな期間ですが、一本でも多く記事を書こうと思います!今回も学校訪問で学ばせていただき、ありがとうございました。(柴山)