研究室日記

小学校教育実習での学び(河上)

公開日
2024/10/12
更新日
2024/10/12

学生の学び

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 こんにちは!10期生の河上です。今回は9月9日から10月4日での小学校教育実習での学びを記事にしていきます。本当にたくさんの学びがありました。その中でも印象残っていることを書いていこうと思います。


【授業について】

 大学の講義やゼミでも模擬授業は行ってきました。しかし、子ども相手に授業するのは始めてでした。改めて授業は難しいなと感じました。特に難しいと思ったことは指示や発問の仕方です。こちらが伝えたいことをそのまま言葉にしてもうまく伝わらないことが多々ありました。自分が分かるから子どもたちも分かるということは絶対にないことを改めて実感しました。伝えたいことはいろいろな言葉を用意してから伝えることが大切だと学びました。また、どの言葉なら伝わるかは子どもによって変わるので、日頃から子どもたちについて理解しておくことが大切だと思いました。


 また、教材研究がとても大切と学びました。国語、算数、社会、体育、書写と様々な教科の授業をさせていただきました。1番苦戦したのは自分の苦手な教科の授業です。授業では導入で課題意識を持たせること、興味を持たせることが大切です。自分が得意な教科では、こうすると興味を持ってくれるかな、この子たちはこうするといいかなと意欲的に授業を考えることができました。しかし、苦手な教科では、あまり工夫をした授業をすることができませんでした。子どもは先生をよく見ているのでそれが伝わってしまい、子どもに影響が出てしまってはいけません。子どもたちにとって先生の得意や苦手は関係ありません。どの教科でも、教材と向き合い、子どもたちにあった授業づくりをしていくことが大切だと学びました。


【学級経営について】

 私の担当の先生は価値づけを大切にされていました。ちょっとしたことでも見落とさずに、「〇〇さんいいね!」と声をかけたり、毎朝の連絡で学級全体の価値づけを必ず行なっていました。そうすることで子どもたちはみんなのために行動しようという意識になっていました。価値づけが大切というのはゼミなどで学んでいたが、実際の現場を見て、そのことを実感することができました。子どもたちが安心できる学級には褒める認めることがとても大切だなと思いました。


 ここには書ききれないほど多くのことを学ばせていただきました。実習中、大変なこともありましたが、それ以上に子どもたちからたくさんの元気をもらえました。より教師になりたいという気持ちが強くなりました!お忙しい中、ご指導いただいた先生方本当にありがとうございました!中学校実習も頑張ります!(河上)