各務原市立八木山小学校での玉置先生の講演からの学び(石川)
- 公開日
- 2024/12/26
- 更新日
- 2024/12/26
学生の学び
こんにちは。10期生の石川百音です。今回は、2024年12月25日(水)、各務原市立八木山小学校にて行われた教職員研修にて行われた玉置先生の講演での学びを書かせていただきます。
この研修では、「個別最適な学び」と「協同的な学び」の具体的な実践方法についての講演が行われました。大学ゼミでの学びをさらに深める機会として、非常に有意義な時間となりました。
○個別最適な学びと協同的な学びの重要性
講演では、個々の生徒の特性や学びのスタイルを尊重しながら、クラス全体での学び合いを促進することそして、教師が「こんな児童に育てたい」という具体的な姿を明確に持つことが重要であると強調されました。「深い学び」は、対話的で主体的な学びの中で深められるとし、その実現には教員のアプローチ・関わり方が鍵となるとのことが改めてよく分かりました。特に、振り返りの時間を設けることや、学びを振り返る過程で他者との意見交換を行うことが効果的であること、また振り返りは最後にやるものだと思い込んでしまっていましたが、そんな必要はなく、自分がかける時に学んだことや思いを書いてもいいものなのだという認識で良い事を学び、「なるほど。」と思いました。
○対話的な学びの具体例
対話的な学びの実践例として、「1往復半の技術」などの授業技術が紹介されました。これにより、子どもたちは他者の意見を尊重しながら自分の考えを深めることができるといいます。 さらに、「分からないから教えて」という言葉を肯定的に受け入れる教室環境の重要性も強調されており、児童同士や、教師と児童の信頼関係を築くことで心理的安全性を高めることができるとのことでした。
この講演を通じて、教室の中で個々の児童の学びを尊重しながら、協同的な学びを実現するためには、教師が適切に導く必要があることを改めて実感しました。また、「振り返り」の重要性を学び、それを実践する方法について深く考える機会を得ました。話を聞きながら、児童が自分の学びに自信を持ち、仲間と積極的に関わり合える学びを作り出せる教師になりたいと思いました。さらに、先生方の「どうしたらもっともっと児童にとって良い学びを与えられるか」という試行錯誤されている姿を目の当たりにする事も出来ました。
講演後に玉置先生に実践の取り組みについて相談されに見えた姿は、私にとって、とても輝いて見えて、素敵な姿でした。私も学び続けることの出来る教師になりたいと、強く思うきっかけがまた一つ増えたように思います。この経験を基に、教員採用試験に向けての自分磨きに活かしていきたいと思います。(石川)