研究室日記

2025年4月28日仕事日記

公開日
2025/04/28
更新日
2025/04/28

仕事日記

 6時30分ごろ家を出て大学へ向かう。7時15分頃、研究室着。振り返りチェック。


 9時から第3回「教育課程論」。今日は「授業時間数」がテーマ。現在の「授業時間数」の定義から始め、最後は教育課程部会教育課程企画特別部会の配布資料から「柔軟な教育課程の論点イメージ」を提示して、その理解。授業時数に関する実情と今後についてしっかり把握できたはず(笑)。


 研究室でさっそく「振り返り」読み。上記したように学生の理解は進んだと把握。次回授業冒頭での「振り返り」発表者決める。


 大学を出て、犬山市立犬山中学校へ向かう。学校近くのコンビニで時間調整。12時50分ごろ学校に入る。校長、教頭、教務主任と懇談。教務主任とは今日の流れと僕の役割を再確認。


 5限3年生の道徳授業参観。学級として追究したい問いを事前読みで出された問いから選ぶことから始まる「生徒課題設定型道徳授業」。挙手によって問いを「勇太と明夫ががっちりと手を握り合ったのは、どのような気持ちや決意があったか」と決め、話し合い。次に自分の生き方に対する問いをタブレットに入力させ、それをもとに学級の問いを決めていく。ペアによる意見交流を随所に入れて、より生徒が主体的になるように工夫された授業。


 授業終了後、協議会場で動画整理。プレゼン作成。協議会場前に置かれた白板に今日の協議会への願いが明記されている。ワールドカフェ風★トーキングセッションと題しているだけでも、研究主任や教務主任の思いが伝わってくる。


 先生方の協議はまさにタイトル通り。メンバー入れ替えが4回されたが、どのようなメンバーになっても活発な話し合い。僕はその様子を見ながら、30分弱でどのような話をするとよいか熟考。


 「新研究方針の価値」と題して25分間話す。気軽な対話の継続こそ、教員間の心理的安全性を高め、学校力を高めることをいくつかの資料から提示。道徳授業を行った研究主任と動画を基に対話しながら、その場面での思い、皆さんに期待することを伝えてもらった。事前打ち合わせなしでの対話だったが、ぜひとも伝えたいと思っていたことを研究主任が語ってくれた。先生方の協議の様子も申し分なし。「子どもの学びと教師の学びは相似形でありたい」ことが、先生方が十分に体感できる協議会の進行に関心。


 帰宅。今日の動画整理。いくつかの問い合わせに対応。先日の高知県教育センターでの研修者からとっても嬉しいメールが届く。講師冥利に尽きる。