【弥富・十四山西部小】疑似体験を取り入れた情報モラルの学習に取り組んでいます
- 公開日
- 2009/11/24
- 更新日
- 2009/11/24
愛知1200校の取り組み
十四山西部小学校では、校内のコンピュータに導入されている「事例で学ぶNetモラル」というコンテンツ等を利用し、子どもたち自身が実際に疑似体験をしながら情報モラルを育んでいけるよう心がけています。
今回は、5年生の「チャットに夢中になりすぎると…」という題材で行った授業を紹介します。最初は、ある決められたテーマにそってチャットを用いて話し合いをしました。この際、あえてチャットのマナーを知らされず、かつ、架空の名前を用いて、本人とは特定されることなく子どもたちはチャットに参加しました。すると、案の定、チャットの内容は、次第に無秩序な言葉が乱立するようになり、テーマからも話題がそれていきました。この体験をしたことで、子どもたちはチャットを行う上でも、マナーやルール(情報モラル)が必要であることを実感していました。次に、「事例で学ぶNetモラル」のコンテンツを使用して、チャットにおけるマナーや問題が起きたときの対処法を切実に考えて学んでいました。子どもたちは、「チャットは便利で楽しいけれど、使い方を間違えるととってもこわい」等の感想をもち、情報モラルの必要性を改めて感じていました。
今後も、コンピュータ等の情報機器の媒体を通した場合においても、「画面の向こうには人がいる」ことを常に意識でき、よりよいコミュニケーションがとれる子どもの育成を目指していきたいと思っています。