【豊田・足助中】(H23)「ソーシャル・ネットワーキング・サービス」
- 公開日
- 2012/04/12
- 更新日
- 2012/04/12
愛知1200校の取り組み
豊田市立足助中学校では、1年生の技術科で、インターネットの怖さを知り、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用する上での注意を促すことを目的とした情報モラルについての授業実践を行った。
授業では、携帯電話やインターネットの利用を通して起こりやすいトラブルやその対処方法について、「NTT DoCoMo ケータイ安全教室」の映像教材を使用して学習した。
プロフィールサイトや掲示板の資料を見せたり、実際に起こったトラブルの事例を紹介したりすることで、生徒たちは身近なことと受け止めて、トラブルに合わないようにしようという意識を高めることができた。また、生徒たちは、モラルを守った使い方をしないと、個人への誹謗中傷による人権侵害など、人を傷つけるだけでなく、犯罪にもつながる危険があることを知った。
さらに、インターネットのサイトを見たときや、メールを送ったときに「ログ」や「ヘッダー」という足跡が残ることから、インターネットは完全な匿名ではなく、場合によっては個人情報などを知られてしまう恐れがあることについて話し合った。
生徒の感想には、「自分や友達の個人情報を、インターネット上に公開しないようにしたい。」というものが多く、今後もインターネットを安全に使用したいという思いが高まったことがうかがえた。