【県立明和高等学校】情報モラル向上の取組
- 公開日
- 2010/01/18
- 更新日
- 2010/01/18
愛知1200校の取り組み
本校では、情報の授業や全体集会を通して、情報モラル向上に取り組んでいます。
情報の授業では、著作権の歴史をさかのぼったうえで、著作権法全般について学びます。それを踏まえて情報化社会におけるいろいろな問題点を考えていきます。著作権のうち公衆送信権について、重点を置いて指導しています。こうした学習を通じて、まず法律的な面から情報、著作物の活用方法について見直すきっかけを生徒一人一人につくっていると考えています。情報通信の仕組みも基礎の原理から学び、情報検索などの実習を通じてインターネットの使い方についても実習しています。こうした学習もインターネット上でのトラブルに巻きこまれない知恵を得ることにつながっていると考えています。確実な基礎基本の修得から、いつまでも忘れない情報の活用技術と情報モラルを身に付けさせることを目標としています。
10月の全体集会(HR安全教育)では、「高校生のための学校安全総合セミナー」に参加した生徒たちが、全校生徒・職員に対して伝達報告をしました。自分たちで作成したプレゼンテーション用いて、【ネット社会の落とし穴】、【出会い系サイトの注意】などの内容を、クイズを交えてわかりやすく説明しました。
12月の全体集会(人権教育)では、愛知県警サイバー犯罪対策室より講師をお招きし、【サイバー犯罪】についての講話を、全校生徒・職員に対して実施しました。「ネット人口が増加することは、その中の犯罪者も増加することである。」、「ネット上でも、「1.人に迷惑をかけない」、「2.簡単に信用しない」、「3.困ったら相談する」という考え方が重要である。」などの内容を、具体的な例をあげて説明されました。生徒は身近にある危険性を知ることができました。