【豊根・豊根小】情報モラル教育の実践報告について
- 公開日
- 2010/03/04
- 更新日
- 2010/03/04
愛知1200校の取り組み
実践日時:平成22年1月29日(金)第1時限目 6年生
教材:平成21年文部科学省「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」
準備:「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」の結果、感想用紙
授業の流れ
1:携帯電話を利用して、どんなサービスを受けることができるのか確認する。
2:携帯電話の利用状況についてグラフ(「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」より)を見て、携帯電話は何歳から持つべきか考える。
3:自分の考えを友だちと聴き合う。
4:携帯電話に関わる問題についてのグラフ(「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」より)を見て、携帯電話の問題について話し合う。
5:感想を書く
(児童の感想)
・小中学生の方が被害が多いと思ったけど、高校生の方が多かったのでびっくりしました。自分でも持つようになったら、気をつけたいと思いました。
・携帯のことを知って、便利だけど、闇サイトなど怖いものがあるので、使い方を決めたりして、携帯を使った方がいいと思いました。
・授業をやってみて、チェーンメールなどが来ても、無視すれば、どうってこともないということもわかったし、加害者にならないようにしたいと思いました。
・携帯を持っていれば、楽しいこともあるけど、危ないこともあるということが分かりました。便利だから、いろんなサイトに入るといろんなことが後から起きてくるので気を付けた方がいいと思いました。
・チェーンメールやインターネット上の悪いことがよく分かりました。自分でサイトを作り、悪口を書くのは、絶対にやりたくないです。自分がいじめられたらとか考えると、こわいです。高校になったら買おうと思っていたけど、携帯を使うという意味がわかっていませんでした。
授業に取り組んでみて
子どもたちは、現時点では携帯の必要性を感じていなかったが、高校に進学したら自分の意志とは関係なく自然と自分たちも持つものであると考えていた。携帯電話についての知識はほとんど持っておらず、どういったことが危険であるということを知らない子がほとんどであった。中学校に進学してからも、継続的に情報モラル教育を行っていく必要があると感じた。