【豊田・高岡中】『ケータイ安全教室』の実施
- 公開日
- 2010/04/20
- 更新日
- 2010/04/20
愛知1200校の取り組み
平成21年10月9日(金)に、豊田市立高岡中学校では、3年生を対象にNTTドコモから2名の講師をお招きし、『ケータイ安全教室』を開催しました。
全校生徒に事前アンケートを実施し、ケータイの所持率は1年生:約40%、2年生:約60%、3年生:約78%であり、過去にケータイによる被害にあった生徒が7%、被害を心配している生徒が41%いました。今後、被害を未然に防ぐために、どのような心構えや対策が有効であるか具体例をもとに学習しました。
「出会い系サイト」における事件はブログへのちょっとした書き込みによって、個人が特定されてしまう危険性を教えていただきました。ケータイを所持する生徒のうち、フィルタリングサービスの状況は、かけている生徒:46%、かけていない生徒:23%、知らない生徒:31%という結果でした。生徒たちの現状は無防備な状況で、講師の方から改めてフィルタリングサービスの積極的な利用を呼び掛けられました。
『ケータイ安全教室』を受けた3年生徒からは、「身近な問題として有意義な1時間だった」「チェーンメールは私で止め、回さない」という具体的な感想がありました。また保護者からは「将来に向けて役立つ勉強をすることができましたね。ケータイは道具です。それに振り回されないようにね」「顔を見て話すことが人間関係づくりの基本ですよ」などという感想が寄せられました。
平成22年度も昨年度に引き続き、10月8日(金)にNTTドコモから講師をお招きし、3年生と保護者を対象に『ケータイ安全教室』を開催し、情報モラルについて学習を深めていきます。