【豊田・稲武小】インターネットを上手に使おう!
- 公開日
- 2010/04/26
- 更新日
- 2010/04/26
愛知1200校の取り組み
稲武小学校では、2年生を対象に、『変なWebサイトに出会ったときにどうすればよいか』という授業を行った。
まず、児童に「インターネットを使ったことがあるか。」と聞いたところ、ほとんどの子どもたちが「使ったことがある。」と答えた。ただし、低学年のため、子ども1人で使うというより、家の人と一緒に使うという場合がほとんどだった。次に、「インターネットのよいと思うことは何か」と聞いた。子どもたちからは、「いろんなことを調べることができる。」「服などの値段がわかる。」という意見が出た。そこで、有害なWebサイトの例を子どもたちに見せると、ほとんどの子どもたちは、漢字が読めないものの、「なんか怖い感じがする。」というよくないイメージの感想を言う子がほとんどだった。中には、「これゲーム?」と言う子もいた。教師が難しい単語の内容を教えながら、声に出して読むと、内容を理解した子どもたちからは、「すごく怖い。」「気持ち悪い。」という声が挙がった。授業のまとめとして、子どもたちに「みんなの指1本のクリックがいろんな人に迷惑をかけることにつながったり、犯罪にもつながったりすることになるんだよ。」と教え、「もし、こんなサイトに出会ったら、触らないで大人の人を呼びましょう。」と言ってこの日の授業を終えた。
インターネットでは、有害サイトに出会う可能性はだれにでもあるものだ。今回の授業を通して考えたいのは、児童生徒が生活していくうえで、学校以外の利用も含めた有害サイトへの出会いや、その対応を考えておくことだ。学校のインターネットを通じ、情報を活用する力の一つとして、自分にとっての有効性を判断することをこの1時間だけの指導と考えずに、日常のWebの利用の場面すべてで、と考え、こまめに指導していきたい。