【一宮・今伊勢中】情報の授業における情報モラルの学習について
- 公開日
- 2010/04/30
- 更新日
- 2010/04/30
愛知1200校の取り組み
3年生技術科の情報の授業では,パソコンを用いて授業を行う。そこでは,授業中に制作した作品について,共有のフォルダに保存して提出することになる。そのために,各生徒の作品は,他の生徒のだれもがアクセス可能となっている。
4月中に行った情報の授業の一環として,共有のフォルダにアクセスする際のモラルについて授業を行った。おもな指導内容は,1.情報には物品と同じように所有権が存在しているということ,2.他人の作品を勝手に加工することは著作権の侵害につながるということの2点を理解させることとした。
「これまでは,クリックすれば簡単に手に入れられる内容を,好きなように見ていた。」と言っていた生徒たちも,授業を終えて「簡単に見られるとはいえ,そこにルールがあるということを知った。」などの感想を持っていた。また,自分の作品を守るためにパスワードの設定などを行って,不正アクセスから自分のデータを保護する方法を学習したいという生徒も見られた。