【豊田・西保見小】5年生 「知らない人に自分や他人の個人情報を教えない」
- 公開日
- 2010/06/07
- 更新日
- 2010/06/07
愛知1200校の取り組み
<児童の実態>
個人情報について事前にアンケートをとったところ、知識がある児童と全く何も知らない児童と大きく2グループに分かれた。
<授業内容>
はじめにビデオを視聴した。「警察の者」から「同じ学校の友達が交通事故にあったため、連絡をとりたい。」と電話があり、心配になった主人公が知っている友達の住所や電話番号を教えてしまう。その結果、主人公が連絡先を教えた家に迷惑電話がかかってきたという内容である。個人情報とは何か、主人公はどうして友達の連絡先を教えてしまったのか、個人情報を悪い人から守るにはどうしたらいいのかについて話し合った。
<児童の反応>
氏名や住所が個人情報ということを知っている児童は多くいたが、身長や体重・成績など、個人に関するデータも個人情報であると知っている児童はいなかった。このため、驚きの声が上がった。そして、悪い人は、「警察の者です」と身分を偽ったり、「交通事故で大ケガ」というように、心配させたり慌てさせたりするような作り話をして、情報を聞きだそうとすると言うことを知って、これまで以上に個人情報を守るために注意しなければならないと意識を高めた。
<児童の感想>
・もし「警察から」と言われても、うそかもしれないから、大人の人に対応してもらう。
・なるべく個人情報をもたないことが個人情報を守ることにつながると思った。
・親に「一人でいる時には、電話に出ないで。」と言われます。今日の授業で、すごく大切なことだったんだなということがよく分かりました。