【豊田・矢並小】2年「ネチケットってなぁに?」
- 公開日
- 2010/06/08
- 更新日
- 2010/06/08
愛知1200校の取り組み
第2学年の子どもたちにアンケートをとったところ、「家でインターネットを使ったことはありますか?」の質問に対し、「Yes」は10人中4人であった。また、「メールを送受信したことがありますか?」との質問に対し、「Yes」は10人中1人であった。しかし、「家でインターネットはできますか?」の質問に対し、「Yes」は10人中10人であった。この各家庭でのインターネットの普及から考えて、子どもたちがこれからインターネットに対するマナーを学ぶことは、高学年になるにつれて必要不可欠と考え、授業を実践した。
まず始めに、ネチケットについて話し合った。ネチケットとは、インターネット上で守らなければならないエチケットであると教えた。インターネットを正しく、より安全に使用するためには、ネチケットを身につけることが大切であると話すと、子どもたちはうなずきながら聞いていた。
次に、このWebサイトを使用して学習を進めた。このサイトでは、いくつかの事例を取り上げられており、ネチケットについて楽しく学習することができる。また、最後の部分では、クイズが出題される。
本時では、第2学年の発達段階を考慮して、教師がサイトを操作し、分からない語句や意味などに注釈を入れながら、全体で学習を進めた。時折、ネチケットを守らないことにより、危険なことに合ってしまうことを子どもたちは真剣になって話を聞いていた。
子どもたちは学習感想で「これからインターネットを使用するときにはお家の人と一緒にする。」などと話し、この実践を通して、ネチケットについてしっかり理解できたようであった。
今後の課題としては、保護者と連携して実践を数多く行っていくことが重要である。保護者を巻き込んで、さらに多くの理解を得られればと考えている。