【東海・名和中】3年道徳 4−(3)「正義,公平・公正」
- 公開日
- 2010/06/10
- 更新日
- 2010/06/10
愛知1200校の取り組み
実践に用いた資料は,独立行政法人メディア教育開発センターと株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモによって共同制作された情報モラル教材「春野家ケータイ物語」である。この教材は携帯電話やインターネットの正しい使い方・良い使い方を学習できる内容であるが,全8話のドラマは友情や思いやりといった道徳本来の学びを深められるように構成されており,道徳の資料としても優れていると考えられる。
授業はビデオ教材を使った道徳の普段の授業と同様の進め方で行い,特別な構成にはしなかった。取り上げた資料は,第8話「掲示板の使い方」である。主人公が学校裏サイトに実名で悪口を書き込まれるという内容は,身近でわかりやすく,生徒の心情に訴える効果は大きい。主人公の気持ちに沿って生徒に発言させ,問題点を考えさせるように進めた。
「掲示板の正しい使い方がわかった」という内容とともに,被害者の側に立った心情面での感想も多く見られた。