【岡崎・本宿小】「この言葉で相手に気持ちが伝わるかな?」
- 公開日
- 2010/07/21
- 更新日
- 2010/07/21
愛知1200校の取り組み
子供たちの実態を見ていると、必要なことをきちんと自分の言葉で伝えることができない現実を感じる。意識して言葉を使える子供になってほしいと願い、授業を設定した。
まず、事例で学ぶ NETモラル「この言葉で相手に気持ちが伝わるかな?」(広島教販)の教材を視聴させた。この教材は、メールでの言葉が足りなかったために相手に自分の思いが正しく伝わらず、トラブルが起きる話である。
視聴後、どうして伝わらなかったのか、どのような言葉を使えば登場人物の気持ちは相手に伝わったのかについて話し合った。
子供たちは「いいよという言葉には行けるよという意味と遠慮しておくよという2つに意味がある」「声を聞いたわけではないからどっちの意味か分からない」「大事なことはメールより電話の方がいい」「2つの意味がある言葉は、はっきり分かるように言うといいと分かった」「言葉が相手に伝わるか考えて、言い方を変えればいい」などの意見を発表した。
この授業を終え、相手に伝わるかを考えて話したり、書いたりしなければならないことに気付き始めたようである。