【豊田・中金小】 「メールを上手に使おう」
- 公開日
- 2010/08/18
- 更新日
- 2010/08/18
愛知1200校の取り組み
5年生にもなると,仲の良い友達とコミュニケーションを深めようと電話でやり取りしたり,手紙交換をしたりするようになる。その中で,メールを使う機会も増えていく。そんな子供たちに,メールを使うときのマナーやメールの危険性について知り,自分の生活をより安全で豊かにするためにメールを使ってほしいと願い、「メールを上手に使おう」を設定した。当日は,情報指導員の方と一緒に支援した。
事前にスタディノートの電子メールで「お友だち?」「マンガ」のメールを子供たちに送っておいた。そして,子供たちにメールの使い方を教え,自由にメール交換をさせた。メールを使えるとあって子供たちは意欲的に友達へのメッセージを送り,返信をしていた。
その中で,誰から来たか分からない(事前に作っておいたもの)2つのものを開いた子は表のとおりである。開いた理由としては,「なんだろうと思った。」「まだ見てないメールだったから」とタイトルに興味を持ち,思わず開いてしまった。
開かなかった理由は,「時間がなかった」「授業中なので友達からのメールではないから開いてはいけないと思った」など時間や場所が違えば開いてしまいそうな内容であった。
そこで,指導員の方に「このメールを書いたのは指導員の方であること」を話してもらった。子供たちは,「赤い服,小学校に通うって書いてあるのに」と少し驚いていた。返信を送った2人は,「楽しみにしているよ」「待っているね」と書き込んでおり,もしこれが怖そうな人だったらと考えさた。そして,メールの内容を簡単に信じてはいけないこと,知らないものを開いてはいけないことを確認した。
また,子供の書いたメールの中に人を中傷するものがあった。そこで,中傷はみんなの書き込みでさらにエスカーレートし,すぐに広がっていくことの恐ろしさを話していただいた。
実際にメールを体験しながら,使うときに気をつけなければならないことを、身をもって体験できたと思う。
(調査結果)
お友だち? マンガ
開いて返信した 2人 0人
開いて返信しない 3人 4人
開かなかった 4人 5人