【幸田・豊坂小】インターネットのこわさを知る
- 公開日
- 2010/08/20
- 更新日
- 2010/08/20
愛知1200校の取り組み
本校6年生54名、保護者10名を対象にして、「インターネット安心安全講座」のお話をいただきました。子どもたちの実態としては、自分が使える携帯電話を持っている子は数人しかおらず、また、家庭でパソコンを使ったメールのやりとりをしている子も数えるほどしかいません。だから、お話の中にでてきた「チェーンメール」「請求メール」などについては、目にした経験がほとんどなく、危機感も薄い状態でした。それゆえ、不当な請求のメールや、情報を求めるメールが届いてしまったらどうするかと聞かれると「とりあえず電話して聞いてみる」「まずは連絡して確かめてみる」という正直な反応が多く、それがいかに危険なことであるかについては、今回のお話を聞かなければ全く知らないままでいたおそれがありました。
今回、インターネットやメールにひそむ危険について少しは知識を得ることができたのではないかと思います。何回もクイズを重ね、子どもたちに分かりやすいお話をしていただいたので、初めて聞く内容でもよく理解できたようです。保護者の方々からも、「わたしたちの世代でも知らないことがたくさんあるので、お話を聞けてよかった」「チェーンメールは、昔流行した不幸の手紙と同じですが、どうしたらいいのかともし子どもに聞かれたら不安でした。今日はいいことを聞いたので、安心しました」との感想をいただきました。
学級活動の時間などを通して、情報モラルの学習を進めている最中ですが、時にはこのように専門家のお話をいただくのも有効だということがわかりました。