【豊田・挙母小】インターネットの掲示板の怖いところ
- 公開日
- 2010/08/23
- 更新日
- 2010/08/23
愛知1200校の取り組み
本年度、3年生で「掲示板を使うときに気をつけること」について学習した。ここでいう掲示板は、インターネットの掲示板である。掲示板はインターネット上でなくても学校の掲示板、学習で発表するB紙などの用紙による掲示物など、情報モラルについては同様な注意が必要なので、3年生にも十分必要なことだと考えた。
この学習で、小学自然科学掲示板「ひまわりの成長きろく」で、100cmと100mと書き間違えたのに対して、注意すると称して「おまえバカだろう?100mのひまわり!?あったらみてーよ、マジでっけーっつうの!」と男子が書き込んだというものである。
この教材を視聴後、対して次のような反応があった。
Q1 男子を注意した子の気持ち
・他の学校の子に見られてしまう。
Q2 まちがえた人の気持ち
・cmとmを間違えなければよかった。これだけのことでひどい。だれがこんなことを書いたんだろう。
Q3 掲示板に書きこむときに気をつけなければならないことを書きましょう。
・文の間違いがないか気をつける。相手や読む人の立場になって、悪口やいなや事を書きこまないようにする。
全体的に、素直な答えが返ってきた。つい、パソコンの前にいると、前にいる自分たちだけしか見えなくなり、実際には、同じ画面を多くの人が見ることができることを忘れてしまう。そこが、インターネットの掲示板の怖いところである。掲示板は、便利であると同時に怖い面がある。学校だけでなく、家庭においても掲示板を使うときの注意について話し合う機会をもつことが大切であり、今後働きかけていきたいと考えている。