【武豊・武豊小】こんなメールが届いたら・・・
- 公開日
- 2010/09/10
- 更新日
- 2010/09/10
愛知1200校の取り組み
武豊町情報教育研究会で作成した情報モラル指導案集をもとに授業をすすめました。
はじめに,統計資料をもとに,愛知県の小中学生の携帯電話の所持率やメールの経験率を知らせました。次に実際に電子メールを経験したことのある児童を調べ,電子メールが身近なものであることに気付かせました。同時にメールの良さについても話し合わせ,情報を伝える手段としては手軽で便利であることを確認しました。
続いて,『不幸のメール』『画像取得メール』『幸福メール』『献血呼びかけメール』の4点のメールを提示し,自分に届いたらどう対処するかを考え,話し合いをしました。『不幸』『画面取得』『幸福』については「嘘くさい。」「怪しいので絶対に転送しない。」という児童がほとんどでしたが,『献血』については「困っている人がいるなら助けたい。」「転送したり,電話したりするかもしれない。」と答える児童が全体の3分の1ほどいました。
その後,『撃退チェーンメールスライド資料:(財)日本データ中心協会』のスライド資料を使って,メールの仕組み,社会に及ぼす影響等を説明しました。また,教師の体験談をもとに,同資料に載っていた実例を示し,チェーンメールは身近なものであって,だれにでも届く可能性があることをとらえさせました。
児童はこの授業を通して,内容に関わらずチェーンメールは「転送させることを目的としている」ことを理解し,善意をよそおっているものもあることや,送った相手には迷惑になること等が十分理解できました。そして「送られてきても自分は絶対に転送しない」という意識をもつことができました。