【岡崎・常磐南小】ネットいじめについて考えよう
- 公開日
- 2010/09/30
- 更新日
- 2010/09/30
愛知1200校の取り組み
<メディア利用>
「事例で学ぶネットモラル」
〜ネットいじめは絶対やめよう〜
<授業の実際> (ネットモラル映像クリップ視聴の様子)
まず、携帯電話やインターネットでメールをしたことのある児童を確認した。その後、ネットモラルの映像クリップ、「ネットいじめは絶対やめよう」を視聴させ、登場人物がしたこと、言ったことを確認した。キーになるシーンでは、時間をしっかり確保して、登場人物の気持ちを読み取り、その気持ちについてどのように思うのかを考え、話し合いをさせた。ようこが学校に行けなくなった理由や、掲示板に悪口を書きこんでしまった理由、友達に意見を伝えるにはどうしたらよかったのかを話し合った。そして、今日の学習を振り返って、ネットいじめを防ぐにはどんなことに気をつけたらよいか考え、発表をさせた。
(子どもの感想)
ネットいじめをなくすには、書かれた人の気持ちを理解することが大切だと思う。悪口を書かれた人がとても悲しい気持ちになることが分かった。私は、友達に文句や意見があるときは、直接会って言うようにしたいと思う。ネットを使うと、自分が気がつかないうちにいじめられてしまうこともある。インターネットやメールは、使い方によってとても怖いことが分かった。
<有効点や課題>
今回の映像クリップは子供たちに与えるインパクトは大きかったようだ。授業後の感想では、絶対にネットでの悪口は書かないようにする、悪口を書かれた人は深く傷つくことが分かったという声が多く聞かれた。ネットいじめは絶対に行ってはいけない行為であるということが分かったようだ。課題としては、児童の半数以上が、メールや掲示板への書き込みを経験したことがなく、実感に乏しかった。今後、多くの児童が携帯電話を保持することを考えれば、事前に正しい使い方を学ぶことは有効であると考える。 今後も、事例で学ぶネットモラルの映像クリップを視聴させるなかで、小学校段階において確実に知っておいてほしい情報モラルについての正しい理解をさせていきたい。