本校では、携帯電話を所持する児童は少ない。しかし、中学校へ進学すると急に所持始めること、親と子どもで意識のずれがあることは、この地域でも他地域と同様である。そこで、学級懇談会のとき、全学級で情報モラルのことについて話題にし、親子でケータイ利用のルールを決めることが大切と呼びかけた。
　１０月に、情報モラル教育年間計画にそって、各学級で携帯電話のルールや安全性を考える授業を実施した。
　６年生は、携帯電話の便利さ、使いすぎやマナーについて、携帯電話会社作成のテキストを中心に「ケータイ電話で注意すること」について学習した。携帯での危険なメールについて体験談を中心に話し合い、どんなことに注意するかいろいろと意見が出た。将来、携帯電話を持つときに、家族と携帯の約束（ルール）をしっかり決めることになり、「ダウンロードをしたい場合、家族（親）に相談する。」「勉強中や食事中は携帯を使わない」「１か月の携帯料金をきちんと決めて使う。」などを子どもたち自身が情報活用についてのルールを決め、モラル意識を高めることができた。
　２年生は、「じぶんのじゅうしょを人におしえていいかな」ということで話し合いをし、電話で知らない人から友だちの名前を聞かれても教えないということを学習した。