【田原・福江小】身につけよう!ネットの安全・安心
- 公開日
- 2010/10/28
- 更新日
- 2010/10/28
愛知1200校の取り組み
小学校5年生(児童数21名)を対象に、家庭でのインターネットの使用について事前調査した。
1.パソコンを持っている・・・17人 持っていない・・・4人
2.インターネットをやっている・・・17人 やっていない・・・4人
3.チャット、メール、ブログなどをやったことがある・・・8人
やったことがない・・・13人
子どもたちにとってネットは身近な存在であることがわかる。今回の授業では、田原市教育委員会学校間ネットワークの「NETモラル」の映像事例を使用した。「ネットのメールで友達の悪口や、傷つけるような文章を送信した事例」「知らない人と会う約束をして、被害にあう事例」の2つの場面を取り上げ、登場人物のとった行動の悪い点について考えた。
最初の事例では、ネット上に悪口を書かれた登場人物の気持ちを考えることで、ネットの向こう側にはさまざまな人がいることを忘れず、相手を傷つけないよう注意深く言葉を選んで書くことの必要性を教えた。次の事例を視聴後、ネットで知り合った人に誘われたときはどうするかという質問をした。それに対して、「無視する」「断る」の他、「もっと相手をよく知ってから会う」という声があったが、文面からのイメージだけで簡単に信用して会う約束をしたり、個人情報をむやみに教えたりしてはいけないということを伝えた。
子どもたちからは、「ネットは便利で楽しいけど、気をつけないと大変なことに巻き込まれてしまうので、もっと警戒して使いたい」「人の悪口を書いて、相手を傷つけないようにしたい」「知らない人に返事をしたり、個人情報を教えたりしたら、危険な目にあう恐れがあるから絶対しない」というような感想があり、改めてネットと真剣に向き合う機会となった。
ネット社会に生きる子どもたちにとって、ネットモラルの授業は必要不可欠である。 今後も、多くの事例を示しながら子どもたち一人一人の安全に対する意識を高めていきたい。