【小牧・一色小】携帯電話のルールは必要?
- 公開日
- 2010/11/01
- 更新日
- 2010/11/01
愛知1200校の取り組み
10月21日に、4年生を対象に、携帯電話がトラブルを招きかねないことと、それを防止するためのルール作りの必要性を指導する授業を行いました。
まず児童の携帯電話の所有率を確認したところ、クラスの3分の1が「自分用の携帯電話を持っている」と回答しました。そのうちの半数以上は既に家庭での取り決めで、友達同士で出かける時、塾に行く時にしか持って行ってはいけないというルールが決められていましたが、何人かは「学校にいる時以外は常に持っている」という状況でした。それ以外の児童はまだ所有していませんでしたが、いずれ進学、就職するにあたり必ずと言っていいほど必要になるので、自分の将来のこととして捉えるように話しました。
映像教材「春野家ケータイ物語」を視聴し、ドラマでの問題点や改善策をグループやクラス全体で話し合い、ルールのない携帯電話の使用は自分の体に毒となり、相手の気持ちを考えない行動にもつながる、また子どもにとって携帯電話はあくまで親から貸し与えられている物だということを学びました。
メディアの宣伝効果のためか、子どもたちはこちらの予想以上に携帯電話に興味を持っており、一刻も早く自分専用の携帯電話を持ちたいと言う児童もいます。ゲームやメール、カメラ機能は子どもにとって魅力的なのでしょうが、携帯電話は単なる遊び道具ではなく、使い方次第で便利な道具にも危険への入り口にもなるということを、継続して指導していきたいと思います。