【豊橋・津田小】6年生の情報モラル教育実践
- 公開日
- 2010/11/11
- 更新日
- 2010/11/11
愛知1200校の取り組み
○日 時 平成22年11月5日(金)第3時限
○使用教材 春野家ケータイ物語DVD
○実践内容(本時)
ア 携帯電話を提示し,子どもに携帯についてのイメージをきく。
イ 携帯電話を使うマナーについて考えさせる。
ウ 「春野家ケータイ物語」DVDをみせ,マナーについて学習する。
エ DVDをみた感想を交流し,マナー意識を高める。
○成果
携帯電話を持っている子はまだ少なく,意識の中でまだ自分には関係がないと思っている子がたくさんいた。しかし,DVDをみせることによって,夜間に電話をかけることは失礼であること,公共の場所(電車内や学校内など)ではマナーモードにしておくこと,話しながら歩かないこと,自転車や自動車を運転しながら電話をすることは法律で禁止されていることを一通り学ぶことができた。
感想の交流もとても充実し,携帯を持っている子は今まで自分は他人に対して失礼なことをしてしまった経験をかたることもできたし,自分の身の回りの人で直して欲しい点をみつけることができた子もいた。
○今後の授業展開
今回の授業で子ども達は携帯を使用するにあたってのモラルやマナーについてとても意識が高まったことは,子ども達の振り返りをみても一目瞭然である。次回は携帯のメールについての授業を行う。その中では,悪口のことについて扱いたい。同じ言葉でも,面と向かって言う場合とメールで伝える場合とでは,受け取る側の気持ちはとても変わってしまう。面と向かって言う場合は,聞き手は言った人の表情や声の調子で,その人の気持ちを推し量ることができる。それが会話の中からの冗談なのか,それとも本当に悪意があるのかを考えることができる。しかしながら,携帯のメールでは例え伝える言葉は同じでも,受け取る側はどのように受け取っていいのかわからない。次回はそのメールのやりとりについて学習していく。「春野家ケータイ物語」DVDには,インターネットの掲示板による悪質な書き込みについての話が収録されていた。次回はそれも取り入れながら授業を進めていきたい。