i-モラル日記

【豊田・西広瀬小】小学校6年 情報セキュリティに関する指導

公開日
2010/12/01
更新日
2010/12/01

愛知1200校の取り組み

 本校では、児童の実態を踏まえて、道徳の時間をはじめ、各教科・総合的な学習の時間・特別活動など、学校の教育活動全体で情報モラル教育に取り組んでいます。児童のインターネットの利用に関しては、家庭との連携を図り、また情報教育指導員の支援を得て、2年生から授業等での指導を進めています。
 6年生の授業では、情報モラル教材「春野家のケータイ物語」を使って「情報の信憑性」について学習しました。
1.授業の導入
 今までインターネットの情報が役に立ったか、ワークシートにまとめ、子供たちは「社会や総合の調べ学習・家で知りたいことがすぐに調べられて便利」「写真や動画が見られる」と発表しました。
2.展開
 はじめにドラマを視聴させ、役にたったことと問題だったことを考えました。子供たちは、ドラマの中のような出来事は、経験していなかったので、発表の前にキーシーンを黒板に貼付し、ストーリーを確認させながら、意見が出やすくしました。そこで、子供たちは「ブログって何」という質問があり、情報指導員の方に簡単に説明していただいた。【インターネット上で作成できる日記】であり、相手の姿が見えず、文字だけのだれでもできるものであることを知り、インターネット上に発信された情報とのつきあい方について考えをまとめていきました。
3.まとめ
 授業のまとめとして、以下のような意見が出ました。
・いくつかのサイトを見て、詳しく調べる  
・お金をとるサイトは見ない
・?マークがあるのは見ない
 今までは何も思わずに便利だと思っていたものに対する考えが「ネットは便利だが、気をつけないといけないこともある。」とA君がまとめました。
 本校では、子供たちは携帯電話を持っていません。また、今のところ大きなトラブルも発生していません。しかし、中学校へ進むと子供たちはバス通学となり、危険防止のため携帯電話を活用しています。そのため、携帯電話の正しい使い方を小学校のうちに指導しておく必要があると考えています。
 今回の授業で知りえたことを子供たちが生かしてくれることを期待しています。今後も発達段階にあわせて、情報化社会に生きる子供たちに必要なモラル教育をしていきたいです。

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