【豊川・平尾小】情報モラルやネットワーク上のルールを学ぼう
- 公開日
- 2010/12/16
- 更新日
- 2010/12/16
愛知1200校の取り組み
子どもたちのコミュニケーションの手段が、最近変化している。6年生の約19%の児童が携帯を所持しており、メールのやりとりをしている。さらに、アメーバピグのネット上のやりとりも、クラスの約3分の1の子どもたちが参加している。家庭でインターネットの情報検索を利用している子、したことがある子は学級の半数以上である。個人差が大きく、メールやネットを全く使ったことがない子もいる。しかし、多くの子が携帯電話へのあこがれの気持ちは抱いており、今後、子どもたちの間でも利用する機会が増えていくことが予想される。しかし、情報を送受信する際に発生する問題については、大人の社会を含めて理解が不十分である。
子どもは大人よりも情報ツールの知識や技能の獲得が早いが、判断力が未熟なので誤った知識を得やすい状況にある。従って情報モラルやネットワーク上のルールについては、家庭に任せておくだけでは不十分であり、学校でも早い段階から教えていく必要がある。情報ツールの危険性を強調し、禁止事項を並べて守らせようとするだけでは不十分である。使い方によっては相手や自分を傷つける場合があるが、正しく使えば便利で人と人が相互に助け合うことができるという良さがあることを伝えたい。危険性も良さも理解させた上で、正しく利用させたい。
DVD教材を視聴させることで、情報ツールを使っていない児童にも、自分の身に起こりうることとして考えやすいようにした。この学習に出てくる情報ツールの問題について、友だちと話し合い、共に解決していく中で、情報モラルを学び、さらにコミュニケーションを深めていってほしいと思う。
iモラル指導案
情報モラルワークシート