i-モラル日記

【豊田・駒場小】「向こう側にいる相手のことを意識しよう」

公開日
2010/12/27
更新日
2010/12/27

愛知1200校の取り組み

 6年生になって携帯電話を買い与えられているケースが増えてきたことに伴って、チェーンメールや架空請求、掲示板での悪口などのトラブルに悩む児童が出てきた。そこで、「小学生に携帯電話は必要か」というテーマで、賛成と反対の両方の立場で携帯電話の必要性について考えた。
○賛成の意見(一部)
・習い事の迎えを呼ぶ時に便利である。
・友達と会う約束をしている時に、連絡が取り合えるから探さなくてよい。
・インターネットで情報を得たり、ゲームや音楽を楽しめたりできる。 
 反対の意見(一部)
・怪しいサイトに入り込んでしまう可能性があるので、危険。
・掲示板などで、気分が悪くなるような書き込みをされるかもしれない。
・高額な請求や、チェーンメールが送られてきて、怖い思いをした。(体験談)
・メールのし過ぎで夜更かしをしてしまった。(体験談)
 自分の考えや体験談を話し合う中で、子どもたちは「携帯電話=便利なもの」というイメージから、「使い方によっては危険である」という考えに変わっていった。そして、「適当に何でもクリックしないようにしよう」「携帯電話は上手に使えば役立つものだけど、使うときにはマナーを意識しよう」「使う時のルールをきちんと家族で決めておこう」など、携帯電話を扱う際に気をつけることに気が付くことができた。授業の 最後に、携帯電話やインターネットを使う際は「向こう側にいる相手のことを意識しよう」というまとめをした。

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