【安城・作野小】著作権について考える
- 公開日
- 2011/01/06
- 更新日
- 2011/01/06
愛知1200校の取り組み
1.扱った情報モラルの内容と参考にした資料
人が創作したものを使う場合は、必ず許可を得ることが必要であること(著作権法)を理解させることをねらいとして、「事例で学ぶ Netモラル」内の「京都府情報モラル指導資料集 14 じぶんのちからでつくる」を活用し、授業実践を行った。
2.授業のようすと児童の感想
本時の導入では、資料を拡大コピーにかけ、児童に読ませた。同サイトに記載されているワークシートを配布し、2つの質問(1.A君が宿題を写して出したことをどう思うか 2.先生はどうしてA君が書いたものではないとわかったのか)を考えさせた。そして、本時の主発問である「もし、人がつくったものを使いたいときには、どうすればいいのか」のテーマで班ごとに別れ話し合いを行った。話し合いでは、すべての班で「つくった人の許可をもらう」と似た意見が出た。その後、なぜ人のつくったものを勝手に使用してはいけないのかを考えさせたところ、児童からは、「はじめにつくった人は真似されたと思い嫌な気持ちになる。」という意見が多く出た。そして、最後に自己評価を行わせた後、本時の授業を受けての感想を発表させた。
以下が児童の感想である。「今までに、人がつくったものを勝手につかってしまったことがあったから、今後はつくった人の許可をもらってからつかわなければいけないなと思いました。」「はじめにつくった人をかなしませることはしてはいけないと思いました。」