i-モラル日記

【豊川・代田中】ネット犯罪にひそむ社会

公開日
2011/01/17
更新日
2011/01/17

愛知1200校の取り組み

 「ネット犯罪って知ってる?」と質問に対する生徒たちの答えは、意外にも「何それ?」というものが多かった。想像していた以上に、目の前の生徒たちは携帯電話や、パソコンに毒されていないのだと、少し安心した。しかし、その一方では、詳しすぎるくらいの生徒や、プロフなどに手を出している生徒も少なからず存在する。2年生のクラスで事前アンケートを通し、授業を展開した。基本的な事例(ウィルス・ハッキング・脅迫など)を出しながら、それぞれの対応策について学習した。まとめとして、身近な生活環境(学校など)で起こりうる問題について知り、対処方法について話し合った。生徒からの感想に次のようなものがあった。
・自分もいつ巻き込まれるかわからないということを知った。
・便利な世の中になった分、それに対する責任も大きくなるってことを改めて学んだ。
・ウィルスバスターなどのソフトを活用するとともに、怪しいサイトなどに入らないように自分自信
で気をつけなくてはと思った。
 授業を進めていく中、始めのうちは笑っていた生徒も、だんだん笑えなくなってくる、そんな授業展開になった。子どもたちの情報モラルに対する意識を高めていく上でも、手法を変えて計画的に触れたい内容だった。