【豊田・衣丘小】5年「携帯電話と個人情報」
- 公開日
- 2011/02/02
- 更新日
- 2011/02/02
愛知1200校の取り組み
1.取組の概要
(1)題材名 「携帯電話と個人情報」
(2)資 料 春野家ケータイ物語 「3 個人情報の保護」
(NHKエデュケーショナル 制作)
(3)指導内容
・事前にアンケートを実施し、携帯電話を持ちたいと思っている児童が多いが、情報モラルについて知らない児童が多いことを知らせる。
・携帯電話についている便利な機能を発表し、写真のデータやスケジュール、アドレス帳などの個人情報を保存する機能があることを確認する。
・「個人情報の保護」についてのビデオを見て、携帯電話の個人情報の守り方について話し合う。
・街頭アンケートを見せ、いろいろな方法で個人情報が狙われていることを確認する。2.児童・生徒の反応や様子
5年生の児童の実態を知るために事前のアンケートを行った。結果から、家族の携帯電話を使って、電話やインターネットを行ったことがある児童がほとんどで、自分だけの携帯電話を持ちたいと考えている児童が学級の70%以上いるが分かった。しかし、情報モラルや個人情報ということを知っている児童は、20%以下であった。
今回の指導から、個人情報という言葉の意味やそれの大切さなどを考えさせることができた。また、携帯電話には、自分のだけではなく、家族や友達の個人情報も入っており、持つときには注意しないといけないとビデオから考えることができた。授業感想でも、「携帯電話は、便利な物だけど慎重に使わないといけないと思った」や「個人情報は自分や友達のとても大切なものだから、知られないようにしないといけないと思った」などの考えが書かれており、児童が携帯電話の扱い方について考えるよい機会となったことが分かった。
3.これまでの成果と今後の課題
情報モラルに関しては、昨年は外部講師を招き、話を聞く機会をもった。また、情報モラルの授業を積極的に行う期間を作り、資料などを用意することで、年3回の授業を行った。
<今後の課題>
・情報モラルに関しての資料が少なく、指導が限られるため、最新の資料を用意し多様な指導を行う。
・学年に応じた指導を行うため、全校に対してアンケートを実施し、児童の興味や実態に応じた資料を用意する。