愛西市生徒指導部会で、１月２７日に佐屋公民館において、情報モラルについての研修会を行いました。
　愛知県警察本部生活安全総務課サイバー犯罪対策室の鈴村辰夫様を講師にお迎えし、「ネット社会の落とし穴」というテーマで講義を行っていただきました。
　鈴村先生からは、携帯電話はもちろんゲーム機も「どこでも使える携帯情報端末」だから、あらゆる人間とつながる危険があることを大人も子どもも自覚してほしい、また、子どもたちには、やってよいこと・やってはいけないことを正しく理解させることが大切であるとの話がありました。
　特にいろいろなサイトの中に数多く含まれているコミュニケーションサイトの中に潜む危険性について具体的な事例を交えながら教えていただきました。おもしろ半分に書き込んだことが犯罪になったり、個人情報が流出して、嫌がらせ・なりすまし・つきまとい・架空請求等の被害にあったりと様々な事例があることを知りました。「一度ネットに流れた情報を消すことは不可能」ということを自覚し、個人情報は書き込まない、書き込む時は内容をよく考えてからということを教えていただきました。また、困ったときの相談先も伺うことができて有意義な研修会となりました。
　今後もいろいろな機会をとらえて、情報交換や研修を進めていきたいと思います。